搾乳システムの点検に同行しました

22024年4月、榎谷雅文先生(北海道デーリィマネージメントサービス有限会社)のミルカー点検にご同行させていただきました。


乳房炎は多因子性の疾病ですが、ミルカーの不具合も乳房炎のリスクの一つとして非常に重要です。そしてとても重要であるにも関わらず、搾乳システムの理解は、生物学で育ってきた獣医師が苦手意識を持ちやすい分野でもあり、国内に専門家がほとんどいない分野でもあります。


最初はショートパルスチューブの付け外しすらままならない状態でしたが、終わるころには搾乳ロボットの操作もマスターしておりました、、! 実際に点検をお手伝いさせていただくことで、システムの構造や機能の理解が大変深まりました。


今後も乳房炎に関わる様々な分野に広く興味をもち、知見を広げていきたいと思います。


酪農に関する様々な研究内容がご紹介されている榎谷先生のHPはこちらから

→ 北海道デーリィマネージメントサービス有限会社

写真:クロー内圧を測定している様子

AZABU UNIVERSITY MASTITIS RESEARCH CENTER

国内の乳房炎発生低減を実現するために情報の共有化を図り、共同で研究・調査・研修を行う広域的ネットワーク